子育てをしている人は絶対短いほうがいい

子育てをしている人は絶対短いほうがいい

結婚を機に引っ越しをした後も同じ職場で働き続けている人は多いと思います。転職活動の手間や慣れた職場のほうが働きやすいことを考えると、通勤時間が以前より長くなったとしても同じ職場で働いたほうがいいと考えるのは自然なことです。しかし、子育てを始めると状況は一変します。子どものいる看護師は、自宅から近い職場で働いたほうが絶対にいいです。

子どものための時間が必要になる

子どものための時間が必要になる

子育てが始まると、当然ながら多くの時間を子どものために割くことになります。そのため、今まで気にしていなかった通勤時間が気になってしまうことも少なくありません。特に、いざというときにすぐに帰宅できないという点がネックになります。保育園や学校に子どもを通わせることになりますが、そこで子どもが急に体調を崩すことがあります。すぐにでもかけつけてあげたいところですが、職場が遠いとそうしてあげることができません。特に看護師の場合、自分で看護をしてあげたいと思う人が多いようです。

子育てをする人にとってのメリット

子育てをする人にとってのメリット

子育てをしている看護師にとって、通勤時間が短い職場に通うことには多くのメリットがあります。まず、子どもの送迎を旦那さんと分担することができます。共働きの場合、朝の時間は非常にあわただしくなります。家事や朝食の準備、そして子どものお世話をしなければなりません。その中の一つ、保育園の送迎を分担することができると一気に負担を減らせます。
また、早く帰ることで家事にあてる時間が増えるという点も大きなメリットです。退勤後は子どもの迎えに行き、帰宅後は食事の準備や入浴、そして子どもの寝かしつけなど、やらなければならないことがたくさんあります。しかもそれを毎日こなしていかなければなりません。仮に今の職場よりも1時間通勤時間が短いところに転職できれば、その分を家事にあてることができ、余裕を持って毎日を過ごすことができます。
そして、災害時にすぐに迎えに行ける点も重要です。地震など、いつどのような災害が起こるかは予想できません。災害時は交通機関も麻痺する可能性が高いので、自力で通える距離にある職場で働くことができれば災害があった場合も安心です。

子育てをきっかけに転職したAさん

子育てをきっかけに転職したAさん

通勤に往復1時間半ほどかけていたAさんは、子育てが始まってから保育園の立ち寄りを含めて通勤時間が2時間ほどになりました。手術室勤務だったため帰宅後にオンコールで病院に戻ることもあり、このままでは両立は無理だと感じ転職しました。転職後は最寄り駅近くの訪問看護ステーションで働き、通勤時間は半分以上短くなったそうです。勤務時間も9時~16時の日中のみで、保育園からの急な呼び出しがあっても臨機応変に対応してくれる職場のため、無理なく両立することができているようです。