みんなが理想とする通勤時間は?
通勤時間は長いより短いほうがいいですが、どのくらいがちょうどいいのでしょうか。職場があまりにも近すぎると、プライベートとの切り離しが出来なくて嫌だという人もいるでしょう。本意ではないのに、同僚が頻繁に訪ねてくるようになってしまう可能性もあります。
そこで、理想の通勤時間はどのくらいなのかを調べてみました。
みんなの理想
とある不動産サイトのアンケート結果では、理想的な通勤時間で一番多かったのは「21分~30分」でした。なんと全体の4割以上がこの通勤時間がベストだと回答しています。その次が「11分~20分」、そして「0分~10分」と続きます。8割以上の人が「30分以内」の通勤時間がいいと回答しています。やはり、30分以内で通えるなら自宅で自由に使える時間も多いですし、仮に公共交通機関を逃してもタクシーで通えるのは魅力的なポイントのようです。
客観的な基準
好んで長い通勤時間を選ぶ人はほとんどいないということが分かりましたが、この長い・短いという基準はあくまで主観なので、自分の通勤時間は実際どうなのかは少し分かりづらいところです。現時点ですでに長くてつらいと感じているのであれば早急に対策をした方がいいかもしれませんが、自分にとって通勤時間が長いかどうかが曖昧だという人は、客観的な基準が欲しいところです。そこで、理想の時間や限度となる時間について紹介していきます。
理想は20分以内
まず、あらゆる研究から人間がストレスを感じにくい通勤時間は大体「20分以内」とされていますので、理想とする通勤時間は20分以内と定めることができます。30分を超えるとストレスにつながるようです。しかし、地方在住でマイカー通勤の人であれば片道20分は可能かもしれませんが、都市部に職場があり交通機関を利用して通勤している人からするとあまり現実的な数字じゃないかもしれません。病院の近くに住むと言っても、都市部に住むのにはお金がかかります。そのため、この20分が理想値だとして、これに自身の生活環境を加味して許容範囲を決めるようにしましょう。
1時間以内が目安
看護師に限らずあらゆる職種を含めたデータですが、日本人の通勤時間の平均は片道約40分とされています。そして、東京のみに限定すると片道1時間ほどです。そのため、例えば都市部の病院に通っている看護師の場合、1時間未満の通勤時間であれば平均以下であり、他の人と比べてストレスが少ない中で通勤できていると考えられます。しかし、1時間以上かかってしまっているのであれば、他の人よりも多くのストレスがかかっているということになりますので注意してください。